30代になり「頬の毛穴が目立ってきた」「メイクで毛穴が隠れなくなった」と、これまでは感じなかった毛穴の目立ちにお悩みではないですか？

その原因の1つは、肌の保水力を保つセラミドやコラーゲンが30代から減少し始めることと言われています。毛穴周りを満たしていた水分が不足し、肌が硬く縮むことにより、毛穴の開きが目立ってしまいます。

30代から気になってくる毛穴悩みは大きく3つのタイプに分かれます。まずは自分の毛穴がどのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう。

皮脂や古い角質、メイク汚れなどが混ざって毛穴に詰まってしまうのが詰まり毛穴です。洗顔で汚れを落としきれていないことが原因のひとつ。毛穴を触るとザラザラするのが詰まり毛穴の特徴です。

洗顔で汚れを落としきれず、詰まり毛穴が進行し、酸化して黒くなった状態が黒ずみ毛穴です。"いちご鼻"と呼ばれる鼻の黒いポツポツ毛穴はこのタイプです。

加齢やハリ不足により肌がゆるむことで目立ってくるのがたるみ毛穴です。頬を下に引っ張ってみてください。毛穴の形も変形するのがわかります。その状態が日常的にキープされてしまうのです。頬の真ん中あたりに現れやすい特徴があり、進行すると毛穴がしずく型に伸びてしまうことも。乾燥が毛穴を目立たせる原因にもなります。

毛穴を目立たなくするために欠かせないスキンケアは落とす・与える・守るの３STEPです。それぞれのポイントをご紹介するので、自分の肌状態に合わせてぜひ実践してみてください。

詰まり毛穴や黒ずみ毛穴を解消するためには、毎日の洗顔で汚れを残さず落とすことが大切です。ただし強くこすると必要な皮脂まで落とし、乾燥によって過剰な皮脂が分泌される悪循環に。洗顔料はしっかり泡立てて、泡で優しく押すように洗いましょう。

古い角質と汚れが混ざることにより目立ってくる詰まり毛穴や黒ずみ毛穴。これらを対策するためには、ピーリング効果のある洗顔や化粧水などで角質ケアをすることが大切です。角質を柔らかくするために刺激の強いスキンケアを使用すると、お肌への負担で更に角質が頑固になってしまいます。肌に負担をかけず角質ケアを続けるためには、低刺激なものや保湿効果の高いものを選ぶのがおすすめ。定期的な角質ケアで柔らかい肌を保ちましょう。

肌のハリや弾力の低下によって発生するたるみ毛穴には、肌のコラーゲンに働きかける 「レチノール」や「ナイアシンアミド」などの美容成分や、肌に欠かせない保湿成分「セラミド」の配合されたアイテムを取り入れてみましょう。

年齢とともに減少するコラーゲンやセラミドをスキンケアで補うことによって、毛穴の目立たないハリのある肌をつくることが期待できます。

紫外線は肌への負担の大きな原因です。紫外線でダメージを受けた肌が弱ってしまい、余計毛穴のトラブルになることも…。肌負担の少ないSPF35以内の日焼け止めをデイリー使いすることで、健康なお肌を守り、ストレスレスなお肌をつくりましょう。

30代からの毛穴悩みを解消するには原因を根本から解決することが大切です。正しいスキンケアの積み重ねで、毛穴の目立たないなめらかな肌を目指しましょう。