夏の終わりになると肌がゴワつく、くすんでいるように感じる場合、角質肥厚になっている可能性があります。紫外線の強い夏は特に角質肥厚に気を付けたい季節。肌をよい状態に保つために角質肥厚の原因を知り、対策をしましょう。
角質肥厚の原因と肌への影響
角質肥厚とは古い角質が剥がれず、角質が厚くなり肌が硬くなる状態のことです。
角質肥厚は、肌が乾燥したり紫外線ダメージを受けたりすることでターンオーバーが乱れ、起こってしまいます。本来剥がれ落ちるはずの古い角質が肌の表面に蓄積されると、角質が厚くなるため、角質肥厚を起こしてしまうのです。
他に洗顔で摩擦を与えたり、ストレスや栄養不足、冷えなどが原因でも起こります。
角質肥厚になると角質が厚くなるため、肌が分厚く硬くなり、乾燥も引き起こします。
ターンオーバーの乱れもさらに大きくなるため、シミ・シワなどの肌トラブルや、肌のキメが乱れることによりニキビができやすくなります。
角質肥厚の対策
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角質肥厚を対策するために、以下の3つに気をつけましょう。
紫外線対策
強い紫外線を浴びることにより、肌を守ろうと防御反応が働き肌を分厚くしてしまいます。夏は特に紫外線が強い季節ですから、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。夏が終わると肌のくすみやゴワつきが目立つ、という人は日焼け対策がきちんとできていない可能性も。近くに行くだけならいいや、と日焼け対策を怠るのもNG。小まめに塗りなおし、紫外線から肌を守りましょう。また、紫外線対策は夏以外も1年中必要ですよ。
角質ケア
ピーリングやスクラブ洗顔をすることで、角質を取り除くことができます。ただし、やりすぎは厳禁。角質を無理に取り除いてしまうと肌がダメージを受け、バリア機能が壊れてしまい、角質肥厚がひどくなってしまうことも。週1~2回程度にして、やりすぎないようにしましょう。
保湿
最も大切なケアとしては、優しく洗顔をし、たっぷりと保湿するという毎日のスキンケア。当たり前のように感じるかもしれませんが、こうした基本のお手入れこそが角質肥厚を改善するために何より大切なのです。
洗顔後に化粧水で水分を与え、乳液やクリーム使い潤いを保ちましょう。
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角質肥厚についてご紹介しました。
毎日のスキンケアをしっかり行い、紫外線対策をして角質肥厚にならないようにしましょう。角質ケアで改善もできますが、やりすぎは禁物です。適切な回数を守って角質肥厚をケアするようにしましょう。