混合肌とは?あなたの肌質はどのタイプ?
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自分の肌質を明確に答えられる人は意外と少ないかもしれません。その中でも、見極めが難しいのが混合肌です。顔のパーツによって、脂性肌や乾燥肌が混在しているタイプのことを指します。しかし、皮膚の特性上、誰しもがある程度は混合肌の特徴を持っているため、実際の肌質の見極めが難しいものです。
自分が混合肌なのか、明確に判断するのは難しいかもしれませんが、肌質についてそれぞれの特徴を知ることから始めてみましょう。
普通肌
水分と油分のバランスが理想的に保たれている状態の肌です。肌トラブルの発生リスクが少ないため、肌の悩みがない人に多く当てはまります。
乾燥肌
水分、油分ともに少ないため、カサカサと乾燥している状態の肌です。肌が荒れやすく、肌の状態も乱れやすいといった特徴があります。
脂性肌
水分、油分ともに多く、脂っぽさやテカりが目立つ肌です。皮膚が厚い印象で、毛穴が大きく開きやすいのも特徴です。
インナードライ肌
水分は少なく油分の量が多いタイプです。肌の表面はテカリを感じますが、肌の内部は乾燥している状態です。脂性肌と間違いやすいでしょう。
混合肌
パーツによって上記で説明した肌質が混在している状態を指します。皮脂腺が発達したTゾーンは脂性肌、皮脂分泌が少ないUゾーンは乾燥肌という場合が多いようです。
混合肌の原因とは?
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混合肌になる原因はさまざまで、多くはいくつかの原因が重なった時に起こりやすいと考えられています。実は、混合肌のベースとなるのは乾燥肌であることが多く、これにいくつかの要因が重なることで混合肌になるケースがあります。
加齢に伴い、肌の潤いを保つ皮脂や角質細胞間脂質などが減り、若い頃の肌から混合肌に変化することは珍しくありません。20代の頃は普通肌だったにも関わらず、30代・40代に差し掛かりTゾーンのテカりが目立ち始めたという人は多いようです。
また、女性ホルモンの分泌量の低下や、生活の乱れ、ストレス、間違ったスキンケアなどが混合肌の原因になることもあります。
混合肌に合ったスキンケアを
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混合肌の場合、乾燥している部分とそうでない部分とが混在しており、季節や体調などによって変化しやすいことから、その時の肌に合った方法でケアすることが大切にです。そういった面では、臨機応変に対応せざるを得ないため、やや複雑に感じるかもしれません。
しかし、混合肌の根幹は乾燥肌によるものも多数あるため、まずは乾燥肌対策から始めるのも一策です。もともと脂性肌である、あるいは皮脂が分泌されやすい夏以外では、この対策が混合肌にマッチする可能性があります。皮脂対策をしても改善が見られない場合や、洗浄力の強い洗顔料を使っている場合、エアコンの効いた部屋にいる時間が長いなど、乾燥しやすい環境にある方は、保湿に重点を置いてケアしてみてはいかがでしょうか。