スマートフォンやパソコンなど、何かと目を酷使することが多い現代、目の疲れに悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。なかなか目の特別なケアまではできず、放っていませんか。目の疲れは目のトラブルだけでなく、頭痛などにも及ぶことがあります。更に、肌荒れにも影響します。眼精疲労と肌荒れの関係に加えて、対策をご紹介します。
眼精疲労とは
出典:https://www.shutterstock.com
眼精疲労とは、目を使う作業などを続けることで目や体に不快な症状が現れ、休息・睡眠をとっても十分な回復ができない状態のことを言います。
目に現れる代表的な症状は以下のようなものです。
全身にも以下のような症状が現れることがあります。
このような眼精疲労の症状は、近視や乱視、老眼などで見えづらい状態であるにも関わらず、無理をして見ることで目の筋肉に負担をかけて疲労感を与えたり、ドライアイが原因になって起こります。また、スマートフォンやパソコンを見ることが多い場合にも、目が疲れやすくなります。
さらに、精神的ストレスを感じ自律神経が乱れ、生活リズムの変化などから目にかかる負荷に耐えられず眼精疲労を起こすことも。高血圧や脳神経疾患など目とは関係ないと感じられる病気が原因で、眼精疲労の症状が出ることもあります。
眼精疲労で肌も荒れる!
眼精疲労による目の重さやかすみなどは目の周辺の筋肉が緊張することで起こります。また、顔の筋肉が緊張することでリンパの流れを悪くし老廃物を溜め込んだ結果、肌荒れを引き起こすことがあります。顔の筋肉が硬くなると血行も悪くなり、肌の新陳代謝が滞ると、乾燥や毛穴詰まりに繋がることもあります。
眼精疲労を起こさないための対策
眼精疲労を起こさないためには、スマートフォンやパソコンなどを長時間見過ぎないようにして目を休めることや、睡眠をしっかりとり、ゆったりとリラックスできる環境をつくり自律神経を整えることがおすすめです。
また、目の疲れをとり、肌荒れを解消するために顔のマッサージもおすすめ。こめかみを下から上にあげるように押したり、左右の顎を下から上に向けてほぐしてみましょう。
さらに目の上と目の下を指で優しくなぞることで、目の疲れを癒しながらリンパを流すこともできますよ。
出典:https://www.shutterstock.com
眼精疲労についてご紹介しました。ただの目の疲れ、と思っていたら肩こりや頭痛、肌荒れの原因となることもあります。デスクワークの息抜きやお風呂のリラックスタイムなどに、簡単な顔のマッサージを取り入れることで、眼精疲労を対策し、体や肌の調子も整えることができます。ぜひ、毎日のルーティンに取り入れてくださいね。