ようやく治ったニキビ…でもニキビ跡が残って気になっている人もいますよね。
ニキビ跡のタイプは、赤みや、色素沈着が残るもの、またクレーターになってしまうこともあります。
それぞれのタイプ別に対処法をご紹介します。
タイプ①赤み
治ったはずのニキビなのに、赤みがずっとひかないのは、皮膚の内部で炎症の残骸が残っているためです。細胞を修復しようと血管が開いているため赤く見えていますが、修復が終われば血管が閉じ、赤みは自然と消えます。
しかし、赤みが目立ってしまう場合には、なるべく早く消したいと思いますよね。
そのためには、赤みを抑えるビタミンCが配合されたローションやクリームをたっぷり塗るのがおすすめです。
また、肌の代謝を高めるビタミンB群やEを摂ることで、ターンオーバーを高めることや、適度な運動、十分な睡眠、ストレス発散など日常生活を改善することでも、赤みを早く消すことが期待できます。
タイプ②色素沈着
出典:https://www.shutterstock.com
ニキビが治った跡が、シミのようになってしまうのが色素沈着。ニキビの炎症により、メラニン色素が炎症の起きた場所で過剰に作られてしまうことが原因です。
茶色いシミのようになってしまった場合には、ターンオーバーを促す効果の高い「ビタミンC誘導体」が配合された化粧水を使うとよいでしょう。
成分表示の欄に「~アスコルビン酸○○」や「○○アスコルビル」と書かれていますので、購入前によくチェックしましょう。
また、美白成分が配合された市販の医薬品の服用も効果的とされています。
「L-システイン」「トラネキサム酸」「ビタミンC」が配合されたものを選ぶとよいですね。
ニキビ跡のシミを薄くするために、「AHA」「サリチル酸」などが含まれたピーリング化粧品を使用することで、肌表面の古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常になるようサポートしてくれます。
ただし刺激も強いため、お肌の様子を見ながら、使用も1〜2週間に1回に留めるなど注意して行いましょう。
自分でピーリングをするのは心配、という場合は、皮膚科などでケミカルピーリングを受けるのもよいですね。
タイプ③クレーター
ニキビ跡が凸凹になっている場合、すでに炎症は治まっています。
しかし、セルフケアでの改善は難しいため、皮膚科やクリニックで治療を行いましょう。
メイクの時には、ハイライト効果のあるリキットタイプのコンシーラーで凹んでいる部分を埋めることで影を隠すことができます。凹んでいる部分に直接乗せてから、綿棒を使って回りをぼかすとよいでしょう。
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ニキビ跡のタイプ別対処法をご紹介しました。
赤みや色素沈着は、セルフケアで改善することができますが、クレーターになってしまっていると、残念ながらセルフケアでは改善が難しくなってしまいます。
皮膚科やクリニックに行き、専門家に託しましょう。