紫外線のケアは、夏などの紫外線が強い季節はもちろん、1年中必要です。
もちろん紫外線のピークは夏ですが、秋冬も意外と多くの紫外線が降り注いでいます。さらに空気が乾燥しているため、肌へのダメージは大きくなりがち。
実は曇りや雨の日も、紫外線は降り注いでいます。曇りは晴天の約60%、雨は約30%と量は減っているにせよ、紫外線ケアは怠らないようにしましょう。
ポイント①冷やす
紫外線があると分かっていながら、うっかり日焼けをしてしまった!という場合、まずは冷やしましょう。肌に定着する72時間以内に行うことが鉄板です。
また、日焼けはやけどと同じように炎症を起こしている状態ですから、できるだけ早く冷やすようにしましょう。おすすめは、冷蔵庫で冷やしたおいたシートマスクを使って、クールダウンすることです。
その日だけでなく、赤みが落ち着くまで続けるようにしましょう。
ポイント②保湿
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日焼けをした肌は角質から水分が失われて脱水状態になっています。そのため、低刺激で保湿力の高い化粧水やジェルなどで保湿を行いましょう。
鎮静効果のあるジェルや、敏感肌の場合にはワセリンなどを使うことで、肌に刺激を与えることなく保湿することができます。
この時、擦ったりせず優しく丁寧に馴染ませるように塗りましょう。化粧水の使用量が少ないと、潤いが行き渡らないこともありますから、製品の使用量を確認し、適量を肌全体に馴染ませます。
また、肌のピリピリ感や赤みが落ち着くまでは湯舟に浸かるのはNG。患部を温めてしまい、悪化させてしまう恐れがあります。シャワーに留めておきましょう。
肌が落ち着いてきたら、シミに変わる前に予防ケアもしましょう。
紫外線ダメージは蓄積しますから、いつも使っているスキンケアを美白ラインに変えるのもおすすめです。
美白化粧品は、メラニンの排出効果を促してくれますから、未来のシミをできにくくしてくれます。紫外線対策として日焼け止めを塗ったり、日傘を使用していた場合でも、夏の終わりあたりから美白ケアをすることで、シミ予防の効果がより期待できます。
日焼けしたら、その後1か月間は美白化粧品を使うとよいでしょう。
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紫外線を浴びて日焼けをしてしまったら、72時間以内に冷やし、保湿をすることを心掛けましょう。その後、1か月間は美白化粧品を使うことで、未来のシミを予防することもできますよ。
紫外線対策をしていた人も、紫外線ダメージは蓄積しています。晩夏から1か月ほどは美白化粧品を使うとよいでしょう。