我々の生活においてスマートフォンが重要な役割を果たすようになり、日常生活の多くの時間を、スマートフォンを使うことに割いている方は少なくありません。
スマートフォンは便利なアイテムではありますが、美容という観点からみると、スマートフォンの使いすぎは「老け顔」を引き起こす恐れがあります。
本記事では、スマートフォンの使いすぎによる「スマホ顔」について解説するとともに、この「スマホ顔」の対策方法を2つご紹介します。
スマホ顔とは?
「スマホ顔」とは、スマートフォンの使いすぎが原因で引き起こされる、頬や顎のたるみ、しわを指します。
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スマートフォンを使用する際、多くの人は首や背中を丸め、猫背で画面をのぞき込む傾向にあります。
猫背の姿勢によって顔の筋肉は重力に従って垂れ下がり、それが頬や顎のたるみの原因となるのです。これらのたるみは、最終的にほうれい線や二重顎にもつながりかねません。
また、スマートフォンの長時間使用による眼精疲労は目元の肌にも悪影響を及ぼします。
スマートフォンを見ている間は目が大きく動かないため、目を動かす筋肉の機能が低下し、目元の血流が滞ります。その結果、目元のしわ、クマ、そしてまぶたのたるみなどにつながります。
スマホ顔対策のためにできること
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スマホ顔対策1:姿勢を気を付ける
スマホ顔の原因のひとつに「猫背」があることはすでに述べた通りです。
つまり、スマートフォンを見る際に猫背にならないように心がけることはスマホ顔対策と
して大変に有効です。
自宅や電車内などでスマートフォンを見る場合、腕を持ち上げ、可能な限り顔の真正面に
スマートフォンを掲げるように心がけるだけでも猫背を改善させることが可能です。
スマホ顔対策2:表情筋を動かす
スマートフォンを見ている間は多くの人が無言で集中した状態にありますから、表情が大
きく動くことはほとんどありません。
表情が変わらない時間を長く過ごすと、顔の表情筋は衰えます。表情筋には顔の皮膚が垂
れ下がらないように支える機能があるため、表情筋の衰えもまた顔のたるみを引き起こします。
スマホ顔対策として、積極的に人と話す、よく笑うことを心掛ける、食事の際に食べ物を
しっかりと噛むなど、日常的に表情筋をよく動かすように心がけることも有効です。
日頃の習慣を見直して、ぜひ老け顔対策に生かしてみてくださいね。