「透明感のある肌」という表現はコスメやスキンケアアイテムのCMなどにもよく使われ、多くの女性にとって「透明感」はぜひとも手に入れたいものです。
しかし、具体的にどういった状態にある肌が「透明感がある」のかを理解している方は決して多くはありません。
本記事では、「透明感のある肌」とは具体的にどんな肌であるのかを解説するとともに、透明感の大敵となるくすみの原因と改善策をご紹介します。
透明感のある肌とは?
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前提として、「透明感のある肌」とは、肌に「くすみ」がない状態を指します。
そのため、透明感のある肌を目指すためには、肌のくすみを解消することが重要です。
肌のくすみの原因は、乾燥や紫外線、血行不良が原因であるとされています。
また、これらの原因はそれぞれ独立したものではなく、相互に作用しあっている場合もあります。
肌の血行が悪くなると、肌の毛細血管の先まで血液が行き届かなくなるため肌の乾燥につながったり、紫外線を肌に当てることによって発生するメラニンも肌を乾燥させる効果があったりするためです。
スキンケアのポイント
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以下では、肌の透明感の大敵となるくすみ対策のために、すぐに始められるスキンケアのポイントを3つご紹介します。
1.角質
肌の表面に古い角質が残っていると、肌はよりくすんで見えるようになります。
昨今はピーリングなどで強制的に古い角質を取り除くこともできますが、古い角質の除去に最も効果的なのは肌のターンオーバーのサイクルを整えることです。
規則正しい生活やバランスの取れた食生活、適度な運動などを心掛け、ターンオーバーのサイクルを整えれば、古い角質は自然と排出されてゆきます。
2.保湿
先にも述べた通り、乾燥は肌のくすみの大きな原因です。乾燥対策としての保湿は大変重要です。
丁寧なスキンケアで肌にたっぷりの水分と油分を浸透させることも重要ですが、日常生活の中でこまめに水を飲んだり、加湿器を活用したりと、スキンケア以外の保湿を行うことも同様に重要な役割を果たします。
3.ビタミン
肌が紫外線に当たることによってメラニンの生成がなされると肌のくすみにつながりますが、ビタミンC・ビタミンE・ビタミンB2などの成分はメラニンの生成そのものを抑制する機能があります。
また、ビタミンB6は皮膚の再生を促進します。
ビタミンE以外のビタミンは体内に蓄積しておくことができないため、サプリメントや食事から定期的に摂取することが重要です。
透明感のある肌には、スキンケアのみならず日常の生活習慣が大きくかかわってくることはお判りいただけたことでしょう。
日々の生活やスキンケアを意識して、女性なら誰しもがあこがれる「透明感のある肌」へ近づきましょう。