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肌トラブル・ドライアイの人は要チェック。オフィスでできる乾燥対策。

美容に関心のある女性にとって「乾燥」は大敵です。

肌が乾燥すると、シワや粉ふき、テカリの原因になるほか、肌がよりダメージを受けやすい状態となるためシミや黒ずみも増えやすくなります。

自宅での乾燥対策に気を使っている女性は多くいますが、多くの人が集まるオフィスでは自分の肌のためだけに乾燥対策をするのは難しいといえます。

しかし、1日のうち3分の1以上の時間をオフィスで過ごす場合、オフィスにおける乾燥対策は大変重要です。

本記事では、オフィスでできる乾燥対策について詳しく解説していきます。

乾燥は美肌の最大の敵

出典元:https://www.shutterstock.com/

肌はしっかりと保湿しなければならない」とは一般的によく言われており、肌が乾燥するとかさつきや粉ふきなどの症状が現れるとされていますが、乾燥が肌にもたらす悪影響はこれだけではありません。

乾燥した肌は乾燥していない状態の肌よりもダメージを受けやすいため、ちょっとした摩擦によってメラニンが生成されやすくなっています。

メラニンが生成されると、シミや黒ずみの原因となるほか、肌が固くゴワつく傾向もみられます。

また、乾燥した肌は肌自身を守るためにより多くの皮脂を分泌します。

多くの皮脂が分泌されるとテカりや化粧の浮きにつながるほか、皮脂詰まりによるニキビやイチゴ鼻なども引き起こします。

こういったさまざまな肌トラブルを回避するためにも、乾燥対策は大変重要です。

乾燥対策におすすめの対策法

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以下では、オフィスでの乾燥対策におすすめの手段を6つご紹介します。

卓上加湿器をセット

オフィスに自分の机がある場合は、加湿器をセットしておくことが重要です。

家電量販店のほか、Amazonや楽天などの通販サイトでもさまざまな加湿器が販売されているため、自分の机のサイズに合わせて適切なサイズの加湿器を選ぶことができます。

化粧水ミストを有効活用

定期的に化粧水ミストを顔に振りかけると、保湿効果が期待できるだけでなくメイク崩れを防ぐこともできます。

水分補給

乾燥対策として、水分の経口摂取が有効であることはあまり知られていません。体を冷やさないために、常温またはぬるま湯を定期的に摂取する習慣をつけることをおすすめします。

カフェインや糖分の含まれていない飲み物を、一度に大量を飲むのではなく、1時間にコップ一杯程度こまめに摂取するのがおすすめです。

メイク直し

気が乾燥しているオフィスでは、皮脂が過剰に分泌されメイクの崩れが早くなりがちです。

乾燥しているオフィスでメイクを直す場合は、一度乳液で簡単にメイクを落としてからメイク直しをすることで厚塗りを防ぐことができるだけでなく、肌の保湿を同時に行うことが可能となります。

スキンケア

オフィスでの作業中や休憩時間を活用して、こまめなスキンケアをおこなうことも乾燥対策には有効です。

特におすすめなのは、ハンドクリームやバームを活用した保湿。これらの製品は小さなパッケージで販売されていることも多く、オフィスの机に置いてあっても作業の邪魔になることはありません。

好みの香りのハンドクリーム・保湿バームを活用することで、仕事のリフレッシュと乾燥対策を兼ねることにもなるでしょう。

マスク着用

マスクの着用は、喉の乾燥対策のみならず顔の乾燥を防ぐことにもつながります。

ただし注意したいのは、肌質によってはマスクを着用する刺激そのものが肌への悪影響となる場合があります。

長時間マスクを着用する場合は、素材が硬いもの、圧迫感のあるものを選ぶのは避け、肌に優しい低刺激のものを着用する必要があります。

ちょっとした工夫でオフィスの乾燥を撃退!

オフィスの空気の乾燥は乾燥肌を呼び起こし、乾燥した肌は外部からの刺激に弱くなりメラニンを生成しやすくなるため、乾燥はシワ・シミ・ごわつきなどの原因にもつながります。

オフィスの乾燥対策としては、加湿器の設置、ミスト化粧水の活用、こまめな水分補給、乳液を使ったメイク直し、ハンドクリームやバームを活用したスキンケア、マスクの着用をご紹介しました。

乾燥しがちなオフィスで美肌を保つためには、日々これらの対策を継続することが重要です。

一般的に乾燥は冬場に起こるものという印象が強いですが、オフィスでは一年を通じて強い暖房・冷房がかかっていることが多いため、冬以外の時期でも空気が乾燥しがちとされています。

季節を問わずこまめに乾燥対策を行うことで、潤いのある肌を保ち、シワ・シミ・ごわつきなど乾燥が原因で呼び起こされる肌トラブルを防ぐことが重要です。

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