美容に関心のある女性にとって、毎年リリースされる最新技術や、今シーズンのトレンドカラーなどは必ずおさえておきたいポイントです。
本記事では、2019年の美容トレンドを解説するとともに、2020年に注目が集まるであろうテーマや成分、メイクをご紹介します。
2019年の振り返りと2020年のトレンドの把握を同時に行うことによって、流れのはやい美容業界の方向性を総括的に抑えていただければ幸いです。
2019年の振り返りと2020年のトレンドについて
出典元:https://www.shutterstock.com/
2019年の美容業界におけるトレンドとしては、「クリーンビューティー」というテーマが挙げられます。
「クリーンビューティー」とは、自然・天然の原料を用いた、肌に優しい製品を指します。
この「クリーンビューティー」トレンドは2020年も続き、特に今年は「サスティナブル」つまり環境にやさしく持続可能なコスメやスキンケアアイテムが流行すると考えられます。
また、2019年のメイクではテラコッタカラーやブラウンメイク、くすみカラーが流行するなど、はっきりとした色味よりもやや茶色・赤みがかった、くすんだカラーが流行しました。
2018年まではリップメイク中心のメイクが流行でしたが、2019年は目元、そしてチークに注目が集まったと言えます。
2020年も引き続きくすみカラーの流行は続くとみられていますが、2019年ほど強くはなく、明るい色がほんのりとくすみがかったような色がすでに2020年の春コスメとしてリリースされています。
2020年トレンド
出典元:https://www.shutterstock.com/
既に述べたものを含め、2020年のトレンドについて以下ではより詳しく解説していきます。
テーマ『サスティナブル』
『サスティナブル』とは、既に解説した通り「持続可能な」という意味を持つ単語です。
環境に配慮した成分や、過剰包装を避けゴミを減らす運動などが盛んになってきている昨今、2019年に引き続き美容・コスメ業界でも『サスティナブル』の波がますます大きくなると考えられています。
成分『カンナビジオール』
カンナビジオールとは、「CDB」とも呼ばれるナチュラル成分です。CDBには2019年から
注目が集まりつつありましたが、2020年はさらに注目されると考えられています。
カンナビジオールは大麻から抽出された成分ですが、世界アンチドーピング機構でも認め
られた安全性の高い成分です。リラックス効果やアンチエイジング、さらにPMSの軽減作
用もあるとされています。
大麻由来ではなくオレンジ由来の「オレンジCDB」など新たな成分も発見されており、こ
ちらにも注目が集まっています。
メイク『カラー』
既に発表されている2020年の春コスメでは、2019年から引き続きくすんだカラーのほかに
もカラフルなアイテムが充実しています。
テラコッタなどよりもくすみ感を抑えた「ローズメイク」などが流行すると考えられてい
るほか、テラコッタにグリーンを合わせるなど昨年よりも明るいメイクが中心です。
2020年トレンドとなるであろうテーマや成分、カラーから、自分に合ったアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。