年齢を重ねるにつれて、女性にはさまざまな肌悩みが表出します。
本来加齢に伴う肌の変化は変えることができないものですが、抗酸化作用のある成分を日常的に摂取することで、加齢に伴う肌悩みの表出を遅くすることは可能です。
今回は、抗酸化作用があるとされているルイボスティーについて、その成分を解説します。
また、ルイボスティーをよりおいしく飲むためのテクニックなどについてもご紹介します。
抗酸化作用=アンチエイジング?
私たちの身体に起こる老化現象とは、体内で生まれた活性酸素によって体内の細胞が酸化していくことを指します。
活性酸素は体の中で作られており、活性酸素が蓄積されていくとがんや動脈硬化の原因になることが分かっています。
体内に酸素を取り込むことは人間が生きていくためには必須で、取り込んだ酸素が活性酸素になることを止めることはできません。
しかし、体内で作られた活性酸素の働きを阻止することは可能です。私たちの体内にははじめから活性酸素の働きを阻止する物質である「抗酸化物質」が作られており、この「抗酸化物質」が活性酸素の働きを阻止しているのです。
体内で作られている抗酸化物質だけでなく、抗酸化作用のある食べ物や飲み物を摂取することによって、体内の活性酸素の働きをさらに抑えることが可能です。
つまり、抗酸化作用のある食べ物や飲み物は、私たちの老化を遅らせてくれる作用があるということです。
ルイボスティーと抗酸化作用の関係
ルイボスティーは、マメ科の植物である「ルイボス」の葉を乾燥させて茶にしたものです。
ルイボスティーの特徴としては、ノンカフェイン・ゼロカロリーであること。カフェインが含まれていないため、時間や場所を選ばず、小さな子供や妊娠中の女性も飲むことができます。
さらに最大の特徴としては、ルイボスティーに含まれるスーパー・オキシド・ディスムターゼ、通称SODと呼ばれる成分。
SODは植物由来の酵素で、抗酸化作用があるとされているほか、デトックス効果や免疫力アップ効果があるとされています。
ルイボスティーをよりおいしく飲むために
ルイボスティーでより効率よくSODを摂取するためには、ルイボスティーを煮出すことが重要です。
ルイボスティーは、5分以上煮だすことでSODが抽出されることが研究で明らかにされており、15分以上煮だすことでSODの濃度がより上がるとされています。
そのため、ルイボスティーを飲んで抗酸化作用をアップさせるためには、15分以上煮だしたルイボスティーを飲むことをおすすめします。
日本人の中には、ルイボスティーの味が苦手という方も少なくありません。
ルイボスティーの味が苦手な場合には、ミルクで割ってミルクティーにしたり、ジャムやはちみつ、メープルシロップなどで甘く味付けをしたりするのもおすすめです。
ルイボスティーには抗酸化作用がありますが、一杯飲んだからと言って突然若返るわけではありません。
無理なくルイボスティーを飲み続けアンチエイジング効果を得るためには、自分にとって苦でない味・飲み方を工夫することが重要です。
日々の習慣でアンチエイジング
抗酸化作用がなぜアンチエイジングに繋がるのか、また、ルイボスティーにはなぜ抗酸化作用があるのかについて解説しました。
抗酸化作用のある食べ物や飲み物はルイボスティー以外にもさまざまありますが、ノンカフェイン・ゼロカロリーのルイボスティーはアンチエイジング以外の観点からもぜひおすすめしたい飲み物です。
自分に合った飲み方でルイボスティーを飲み続けることで、抗酸化作用による若返りを実感していきましょう。