年齢を重ねるにつれて多くの女性が悩み始めるたるみやしわ。
他にも、若いうちから顔のむくみに悩んでいる女性も少なくありません。
こういったたるみやしわ、むくみはスキンケアアイテムなどの化粧品で改善することは難しいのですが、表情筋を鍛えることで改善することができるのです。
本記事では、たるみ・しわ・むくみを改善するために効果的な表情筋のトレーニング法についてご紹介します。
表情筋を鍛えることでなぜ改善するのか。
なぜ、表情筋を鍛えることがたるみ、しわ、むくみの改善に繋がるのか、まずは、表情筋と肌悩みの関係性についてご紹介します。
表情筋とたるみの関係
たるみの原因は、顔の筋肉の衰えです。
顔の皮膚や脂肪を下から支える表情筋が衰えると、皮膚や脂肪が重力にしたがって下に落ちてしまいます。その結果、顔のたるみに繋がるのです。
表情筋としわの関係
しわの原因はさまざまですが、表情筋が縮むことも一因とされています。
筋肉が縮むと、そのしわが表面にまで現れてしまいます。
筋肉が衰えれば衰えるほどしわが深くなり、改善させるのが難しくなる傾向にあります。
表情筋とむくみの関係
むくみの原因は、顔の血行不良です。
血行不良は一見筋肉とは関係ないように思えますが、筋肉は血行を改善させるためのポンプの役割を果たしています。
そのため表情筋が衰えると顔の血管で血液が流れる機能が衰えてしまい、むくみに繋がります。
たるみ・しわ・むくみ改善のための表情筋トレーニング1:舌まわし
それでは実際に、たるみ・しわ・むくみを改善するためのトレーニング法をご紹介します。
まずご紹介するのは「舌まわし」。
舌まわしとは、文字通り口の中で舌を回すことを指しますが、表情筋をより効率的に鍛えるためにはいくつかのポイントがあります。
重要なのは、舌で歯の前側をしっかりとなぞること。
上下の前歯をしっかりとなぞるようにして、ゆっくりと舌を20回まわします。
20回まわし終わったら、今度は舌を反対向きにまわします。
左右それぞれ20回まわすのを1セットとし、1日3セットを行うのが理想的です。
たるみ・しわ・むくみ改善のための表情筋トレーニング2:あいうべ体操
つづいてご紹介するのは「あいうべ体操」。
あういべ体操とは、顔全体の筋肉を大きく使って「あー」「いー」「うー」「べー」という発声を繰り返す大層です。
「あー」のときには大きく口を開き、目もしっかりと見開きます。
「いー」のときには口を大きく横に開き、口角を持ち上げます。
「うー」のときには唇をしっかりと前に突き出し、目もぎゅっとつむります。
「べー」のときには舌を強く突き出します。
ひとつひとつの動作を大きく行い、この4種類の動きを10回ほど繰り返します。
表情筋トレーニングでたるみ・しわ・むくみを改善
今回は、たるみ・しわ・むくみにどうして表情筋の改善が効果的なのかと、効率的に表情筋を鍛えるためのトレーニングをご紹介しました。
さまざまな肌悩みを改善することのできるスキンケアアイテムは多くありますが、たるみやしわ・むくみを改善することのできる化粧品は多くありません。
たるみ・しわ・むくみに悩んでいる女性には、ぜひとも表情筋トレーニングをおすすめします。
1日ですぐに効果の出るトレーニングではありませんが、1ヶ月、2ヶ月と続けていくうちにあなたの肌悩みは着実に改善することが期待できます。